幼稚部

幼稚部

 名古屋盲学校幼稚部は、うめ組(3歳児)もも組(4歳児)さくら組(5歳児)の3年保育です。視覚に障害のある子どものための幼児教育を行っています。
 幼児期は人としての基盤を作る大切な時期といわれています。人間としてめざましい成長を遂げるこの幼児期に、視覚に障害があっても、将来自立し、豊かな生活を送るための基礎となる専門的な内容を指導しています。
 しかし、本校幼稚部は訓練を行う場所ではありません。一人の幼児としての生活を大切に考えています。子どもがいろいろな遊びを通して、必要な内容が自然に身に付くように配慮しています。子どもの成長に合わせて、個別にプログラムをたて、子どものよりよい成長のために家庭と協力し保育を進めています。 幼稚部では、楽しい活動を毎日行っております。

活動の様子

R5 冬のお楽しみ会

R5 夏のお楽しみ会

過去の活動の様子は、こちらから御覧いただくことができます。 

幼稚部の一日

9:20~
9:45   
○朝の準備
 挨拶をして、出席調べ、天気調べ、カレンダー調べなどをします。
9:45~
12:05
○朝の会  ○読み聞かせ  ○歩行指導(校内)
 個々の実態に応じた目標を設定し壁の伝い歩きや歩行時の防御の姿勢等、毎日同じルートを歩きます。将来の自立を目指して取り組んでいます。
○準備、片付けなど、自分でできることは自分でします。
〇集団保育
 友達と一緒に活動する喜びを大切にし、経験の拡大を図ります。曜日によって音楽リズムや感覚・造形あそび、運動あそび、校外保育などを行っています。運動会、文化祭に向けた取組、畑の世話などの活動も行います。
〇個別保育
 個の発達段階と発達の特性を考慮して設定します。  
 ・手指機能を高める活動  ・視知覚的内容
 ・触知覚的内容      ・その他  
〇主体的活動
 自ら選択した活動に取り組み、自己充実するよう配慮します。
12:05~
12:50
○給食  
 子どもの実態に合わせた介助をしますが、自分で食べるということを目指しています。
12:50~
13:20
○帰りの準備 
 帰る支度をし、挨拶をして帰ります。

※予定はおおよその目安であり、幼児の状況に合わせて柔軟に対応します。

年間行事例

4月 入学式・始業式
5月
6月 プール
7月 夏のお楽しみ会
9月 
10月
11月 文化祭
12月 冬のお楽しみ会
1月
2月
3月 修了証書授与式